宿敵チアリーダーの甘い罠

地区大会決勝を控えたバスケ部キャプテンの速水。 練習中に現れたのは、宿敵・聖陵学園のチアリーダー、如月麗奈だった。 彼女が提案してきたのは「八百長」と、その対価としての「極上の快楽」。 拒絶しようとするも、彼女の巧みな手管と甘いバニラの香りに、心と体は徐々に支配されていき……。

(ダム、ダム、ダム……)

バスケットボールが床を叩く、重く乾いた音が体育館に反響する。 すでに照明は半分ほど落とされ、薄暗がりの中で、俺、速水翔太は一人、黙々とシュート練習を続けていた。

息は上がり、汗が滝のように流れて床に染みを作る。 それでも、止まるわけにはいかなかった。

「キャプテン、無理しすぎないでくださいよ」

先に部室へ引き上げていった後輩の言葉が脳裏をよぎる。 だが、無理をするなと言う方が無理なのだ。

明後日に控えているのは、地区大会の決勝戦。 相手は、ここ数年覇権を争ってきた宿敵、聖陵学園だ。 個々の能力が高い聖陵に対し、ウチはチームワークと、そしてエースである俺の得点力にかかっていると言われていた。

(負けられない……)

ユニフォームの胸のあたりをぎゅっと握りしめる。 チームメイトの期待、監督の信頼、応援してくれる生徒たちの声援。 その全てが重圧となって両肩にのしかかっていたが、同時にそれが俺を突き動かす原動力でもあった。

「ふぅ……」

一息つき、ボールを拾い上げようとかがんだ時だった。

「熱心ね、速水くん」

不意に、鈴を転がすような甘やかな声が、静寂な体育館に響いた。

「っ!?」

驚いて顔を上げると、体育館の入り口に人影があった。 逆光で最初はよく見えなかったが、その影がゆっくりと歩み寄ってくるにつれ、俺は息を呑んだ。

短すぎるプリーツスカートから伸びる、白磁のように滑らかな太もも。 引き締まったウエストを強調する、派手な配色のクロップドトップス。 聖陵学園のチアリーディング部のユニフォームだ。

「き、君は……」

そこに立っていたのは、聖陵の応援団長であり、学園のアイドルとしても名高い、如月麗奈だった。 長い黒髪をポニーテールにまとめ、大きなリボンを揺らしている。 整いすぎた顔立ちに浮かぶのは、完璧なまでの微笑み。 だが、その瞳の奥には、獲物を狙う猛禽類のような鋭い光が宿っていた。

「どうしてここに……ここは部外者立ち入り禁止だぞ」

警戒心を露わにし、ボールを抱えたまま後ずさる。

「ふふ、固いこと言わないで。ちょっとあなたにお話があって来たの」

麗奈は悪びれる様子もなく、カツ、カツとローファーの音を響かせて近づいてくる。 その途中、彼女は持っていたスマートフォンを、さりげなく用具入れの棚の隙間に立てかけた。 画面のレンズがこちらを向いている気がしたが、漂ってくる甘い香りに気を取られ、深く考える余裕はなかった。

とてつもなく甘いバニラのような香りが、俺の汗臭い匂いを塗り替えるように空間を満たしていく。

「話? 試合前の敵同士が話すことなんてないはずだ」

「あら、敵だなんて。私はただ、提案に来ただけよ」

彼女は俺の目の前、手を伸ばせば届く距離で立ち止まった。 上目遣いに俺を見つめ、艶めいた唇をゆっくりと動かす。

「明後日の試合……『負けて』くれないかしら?」

「は……?」

一瞬、言葉の意味が理解できなかった。 あまりにも唐突で、あまりにもふざけた言葉。

「八百長をしろって言うのか? 馬鹿にするな!」

俺は激昂し、声を荒らげた。

「俺たちは、この試合のために血の滲むような努力をしてきたんだ。それを、君みたいな部外者が……ふざけるな!」

「ふふ、やっぱりそう言うわよね。真面目なキャプテンさんだもの」

俺の剣幕にも、彼女は表情一つ崩さない。 それどころか、楽しそうにクスクスと笑っている。

「帰ってくれ。これ以上言うなら、教師を呼ぶ」

背を向け、立ち去ろうとしたその時だった。 するり、と。 冷たくて細い指が、俺の手首に絡みついた。

「待ってよ。まだ、条件も言っていないじゃない」

「条件なんて聞く気はない!」

振り払おうと腕に力を込める。 だが、彼女は意外なほどの力で俺の手首を握りしめたまま、身体ごと密着してきた。

「っ!?」

背中に、柔らかい膨らみが押し当てられる。

「な、何を……っ!」

「お金なんかじゃないわ。そんなもので、あなたが動くとは思っていないもの」

耳元に、熱い吐息が吹きかけられる。 ぞわり、と背筋に得体の知れない電流が走った。

「私があなたにあげるのは……『快楽』よ」

「か、いら、く……?」

「そう。今まであなたが味わったこともないような、極上の気持ちよさ」

彼女の手が、手首から二の腕、そして肩へと、蛇のように這い上がってくる。 その感触はひどく冷ややかで、それなのに触れた場所から火傷しそうなほどの熱が広がっていくようだった。

「男の子だもの、興味あるでしょう? 私みたいな女に、好き勝手されること」

「ふざけ……るなっ……!」

俺は必死に彼女を引き剥がし、突き飛ばした。 麗奈はよろめくこともなく、優雅に着地すると、妖艶な笑みを深めた。

「強情ね。でも、嫌いじゃないわ」

彼女はゆっくりと、自分のスカートの裾をつまみ上げた。

「見て。この下、どうなってると思う?」

「み、見ない……!」

目を逸らそうとするが、視線が釘付けになる。 めくり上げられたスカートの下。 そこには、俺の想像を遥かに超える、扇情的な下着が隠されていた。 薄いレース越しに透ける肌色。 食い込むようなデザイン。

「っ……!」

「ふふ、顔が真っ赤よ? 本当は、見たくてたまらないんでしょう?」

「ち、違う!」

「違わないわ。だって……ここ、もう正直になってる」

いつの間にか距離を詰めていた彼女の手が、俺のバスケットパンツの上から、股間をそっと撫でた。

「うあっ!?」

心臓が破裂しそうなほど跳ねる。 練習直後で興奮状態にあった身体は、彼女の挑発と甘い香り、そして不意の接触に、情けないほど素直に反応していた。 すでに半勃起し、ズボンの生地を押し上げているイチモツ。

「や、やめろっ……!」

「口では拒んでも、身体は素直ね。かわいい」

麗奈はそのまま、俺を壁際へと追い詰めた。

「一回だけ、試してみない? 気持ちよかったら、私の言うこと、考えてみて」

「断る……俺は、チームを裏切るようなことは……っんあ!?」

否定の言葉は、奇妙な悲鳴にかき消された。 麗奈の指先が、ユニフォームの隙間から入り込み、俺の乳首をコリリと弾いたからだ。

「あ、あぁ……っ!?」

膝から力が抜け、壁に背中を預けてしまう。 なんだ、今の感覚は。 ただつねられただけのはずなのに、脳天を突き抜けるような痺れが走った。

「あら、随分と敏感なのね。ここ」

麗奈の目が、楽しげに細められる。

「男の子の乳首なんて、ただの飾りだと思っていたけれど……翔太くんのは、どうやら違うみたい」

「ち、が……さわ、るなっ……!」

手を払いのけようとするが、筋肉が言うことを聞かない。 まるで金縛りにあったかのように、身体が動かなかった。 麗奈はもう片方の手も潜り込ませ、両方の乳首を弄り始めた。

「んっ、あぁっ! や、やめっ、そこっ……!」

「ふふ、かわいい声。コートの上で司令塔として叫んでいる声とは、まるで別人のよう」

彼女の指先は、冷たくて、それでいて吸い付くように滑らかだった。 汗ばんだ俺の肌の上を、まるでピアノを弾くかのようにリズミカルに動き回る。 カリカリと爪先で先端を引っ掻かれるたびに、ビクビクと身体が跳ねる。

「うっ、ぐぅっ……! へ、変な、感じが……っ!」

「気持ちいいんでしょう? 我慢しなくていいのよ」

「ちが、うっ! こんなの、気持ちよくなんか……ひあっ!?」

親指と人差し指で乳首を挟み、グリグリと捻り上げられる。 痛い。でも、その痛みの奥から、とろりとした甘い蜜のような快感が湧き上がってくる。

「うあぁっ! あ、あぁっ!」

「すごい、どんどん硬くなってる。さっきまでは小豆みたいだったのに、今はもうグミみたいにプックリ膨らんでるわ」

麗奈は俺の耳元に顔を寄せ、囁くように実況する。 その吐息が耳にかかるだけで、ゾクゾクとした寒気が全身を駆け巡った。

「乳首だけでこんなに感じちゃうなんて、翔太くんは変態さんなのかしら?」

「ち、ちがうっ! 俺はっ、変態なんかじゃ……っ!」

「じゃあ、どうしてこんなにおちんちんが大きくなってるの?」

視線を落とすと、バスケットパンツはテントのように大きく張り出していた。 先端からは、すでにシミができ始めているのがわかる。

「う、うそだ……」

「嘘じゃないわ。ほら、見て」

麗奈は乳首を弄る手を休めず、膝を使って俺の股間をグリグリと押し上げた。

「あひっ!? あ、あぁっ!」

「熱い……。とっても硬くて、熱いのが当たってる」

太ももの裏側で、敏感になった亀頭を擦られる。 ズボンの生地越しとはいえ、その柔らかな感触と弾力は、俺の理性をガリガリと削り取っていく。

「や、やめろぉっ……! 俺は、キャプテンだぞ……こんなところで、こんなこと……っ!」

「キャプテンだからこそ、よ。重圧に耐えて、我慢して……本当は、誰かに甘えたかったんでしょう?」

「ちが、う……俺は……っ!」

「いいのよ、翔太くん。私に全部委ねて。楽にしてあげる」

麗奈は爪先立ちになり、俺の唇にそっとキスをした。

「んっ……!?」

触れるだけの、バードキス。 だが、彼女の唇はマシュマロのように柔らかく、甘い香りが口いっぱいに広がった。

「んちゅ……れろ……」

驚いて硬直している俺の口内に、彼女の舌が割り込んでくる。

「んぐっ!? んうぅっ……!」

強引で、それでいて濃厚なディープキス。 彼女の舌は、まるで熟練した生き物のように、俺の舌に絡みつき、吸い上げ、弄ぶ。 唾液が混ざり合う濡れた音が、静かな体育館に響き渡る。

「んんっ……ぷはっ」

長いキスの後、銀色の糸を引きながら唇が離れる。 俺は酸素を求めて、浅く早い呼吸を繰り返すしかなかった。

「はぁ、はぁ、はぁ……」

「どう? 少しは力が抜けた?」

麗奈は妖艶に微笑み、俺の胸元に再び手を這わせた。

「さあ、続きをしましょうか。もっともっと、気持ちよくしてあげる」

「ま、待て……もう、だめだ……」

頭がクラクラする。 乳首からの快感と、キスの余韻、そして股間の疼き。 すべてが渾然一体となって、俺の思考能力を奪っていく。

「ダメ? 何がダメなの?」

麗奈は悪戯っぽく首を傾げ、いきなりユニフォームを捲り上げた。

「あっ……!」

露わになった俺の上半身。 鍛え上げられた腹筋と大胸筋。 その中心にある乳首は、赤く充血し、ピンと張り詰めていた。

「ふふ、やっぱり。すごく感度が良さそうな色をしてる」

麗奈はその場にしゃがみ込むと、俺の乳首に顔を近づけた。

「な、何を……」

「見てて。自分の乳首が、どうやって可愛がられるのか」

言うが早いか、彼女はピンク色の舌を伸ばし、右の乳首をペロリと舐めた。

「ひゃぁっ!?」

ざらりとした舌の感触と、湿った熱気。 指先とは比べ物にならない強烈な刺激が、脳髄を直撃する。

「んっ、ちゅっ、じゅるっ……」

「あぁっ! あぁっ! そ、それはっ、だめぇっ!」

「ダメじゃないわ。こんなにビクビクして、喜んでる」

彼女は乳首を口に含み、赤ん坊のように強く吸い付き始めた。

「うぎぃっ! 吸うなっ! 吸うなぁっ!」

吸われるたびに、乳首から糸で繋がっているかのように、股間の芯がズキズキと疼く。

「んんーっ、ちゅぽっ、れろれろれろっ!」

「あひぃっ! おかしくっ、なるっ! 頭がっ、おかしくなるぅっ!」

腰が砕け、その場に崩れ落ちそうになるのを、壁に手をついて何とか支える。 だが、麗奈はそんな俺の様子を楽しむかのように、今度は左の乳首に舌を這わせた。

「こっちはどうかしら? カリカリ……」

歯を立てて、甘噛みされる。

「ぎゃぁっ!?」

「ふふ、跳ねた。痛い? それとも、気持ちいい?」

「い、痛いっ! いや、気持ちっ……あぁっ、わからなぃっ!」

痛覚と快感が混ざり合い、許容量を超えた刺激となって俺を襲う。 涙目になりながら見下ろすと、学園のアイドルが、俺の汗まみれの胸に顔を埋め、夢中で乳首を貪っている。 その背徳的な光景が、さらに俺の興奮を煽った。

「じゅるっ、じゅぼっ、ちゅぅぅぅっ!」

「あぁっ、もうっ、やめっ、許してっ……!」

「許して? まだ何もしていないのに?」

麗奈は顔を上げ、唾液で濡れて光る俺の乳首を見せつけるように指で弾いた。

「ぴんっ!」

「ひグッ!?」

「見て、翔太くん。あなたの乳首、こんなに大きくなっちゃってる。女の子のより大きいんじゃない?」

「うぅっ……恥ずかしいっ、言うなっ……」

「恥ずかしいことなんてないわ。正直な身体は素敵よ」

彼女の手が、ゆっくりと下に降りていく。 汗で張り付いたバスケットパンツのゴムに指をかけ、躊躇なく引き下げた。

「あっ、だめっ! そこはっ!」

「あら、こんなに我慢汁でベトベト。パンツまでぐっしょりじゃない」

露出した俺の分身は、限界まで膨れ上がり、赤黒く脈打ちながら空を向いていた。 先端からは透明な液体が溢れ出し、とろりと亀頭を濡らしている。

「い、いやだ……見ないでくれ……」

顔を覆って懇願するが、麗奈の視線は熱っぽく俺のモノに注がれている。

「立派ね……。エース様は、ここもエース級なのかしら」

彼女は細い指で、亀頭の先端に溜まった我慢汁をすくい取った。 そして、糸を引くそれを、俺に見せつけるように舐め取った。

「んっ……しょっぱい。でも、雄の匂いがする」

「っ……!」

自分の体液を飲まれたという事実に、恥辱と興奮で頭が沸騰しそうになる。

「ねえ、翔太くん。これ、出してスッキリしたいでしょう?」

「だ、出したいっ……出して、楽になりたいっ……」

プライドも何もかもかなぐり捨てて、俺は頷いた。 もう、この苦しいほどの疼きから解放されるなら、何でもよかった。

「ふふ、素直でよろしい」

麗奈は優しく微笑むと、俺のモノを握りしめた。

「んあぁっ!」

柔らかく、少し冷たい手のひらの感触。 それだけで、腰が浮き上がりそうになる。

「しこ、しこ、しこ……」

ゆっくりと、皮を被せたり剥いたりしながら、扱き上げられる。

「あぁっ、気持ちいいっ、そこっ、すごいっ……!」

「ここが好きなの? それとも、こっち?」

裏筋を親指でなぞられ、亀頭のカリを爪先でカリカリと刺激される。

「ひグッ! あひぃっ! そ、そこっ、弱いっ!」

「弱いの? じゃあ、もっといじめてあげなきゃ」

動きが早くなる。 しこしこしこしこっ!

「あっ、あっ、あっ、あぁっ!」

快感の波が押し寄せ、呼吸ができなくなる。 目の前がチカチカと明滅し、絶頂が迫ってくるのがわかった。

「いくっ! でるっ! だしちゃうっ!」

「いいわよ、出して。私の手に、あなたの全部をぶちまけて」

麗奈の囁きが、最後の引き金になった。

「うおおぉぉぉっ!」

腰を突き出し、俺は白濁した欲望を吐き出した。 ドピュッ! ドピュッ! ドピュウッ! 大量の精液が、麗奈の手と、綺麗なチアのユニフォームに飛び散る。

「はぁ、はぁ、はぁ……っ!」

脱力し、その場にへたり込む。 終わった……。何もかも、終わってしまった。 敵の女に手淫され、あろうことかユニフォームを汚してしまった。 賢者タイムの冷静さが戻ってくるにつれ、絶望的な後悔が押し寄せてくる。

「あーあ、こんなに汚しちゃって」

麗奈は汚れた手を見つめ、困ったように、しかしどこか嬉しそうに言った。

「す、すまない……俺は、なんてことを……」

「謝らなくていいわ。これは、契約の証だもの」

「けいやく……?」

「そう。あなたは私の快楽に負けた。そうでしょ?」

彼女はハンカチを取り出し、手を拭きながら冷徹に告げた。

「これで弱みを握ったわ。もし試合で本気を出したら……このこと、全部バラすから」

「なっ……卑怯だぞ!」

「勝負に卑怯も何もないわ。勝つか負けるか、それだけよ」

麗奈は俺の耳元に顔を寄せ、悪魔のように囁いた。

「でも、安心して。もし試合で大人しく負けてくれたら……今日以上のことをしてあげる」

「今日、以上……?」

「ええ。おっぱいも、お尻も、おまんこも……全部使って、あなたを天国に連れて行ってあげる」

彼女の言葉に、萎えたはずの息子がピクリと反応した。

「っ……!」

「楽しみにしててね、翔太くん。じゃあ、また明日」

麗奈は軽やかに立ち上がり、汚れたユニフォームも気にせず、颯爽と体育館を出て行った。 その際、棚に立てかけていたスマホを回収したことに、俺は気づかなかった。

残されたのは、精液と汗の匂いが充満する空間と、床にへたり込んだ惨めな俺だけ。

(俺は……どうすればいいんだ……)

拳を床に叩きつける。 だが、その拳には力が入らない。 頭の片隅で、すでに明日の「続き」を期待してしまっている自分がいたからだ。 あの指の感触。 甘い舌の動き。 そして、彼女が約束した「今日以上」の快楽。 正義感と背徳感の天秤は、すでに大きく傾き始めていた。


(眠れなかった……)

翌日。 重たい頭を抱えながら、俺は学校の廊下を歩いていた。 授業中も、練習中も、昨日の麗奈のことが頭から離れなかった。

乳首に残る痺れ。 手のひらで包まれた感触。 思い出すだけで、下腹部が熱くなる。

「速水、顔色が悪いぞ。大丈夫か?」

チームメイトに声をかけられ、ハッとする。

「あ、あぁ。昨日の疲れが少し残ってるだけだ。心配ない」

嘘をついた。 本当は、疲れなんかじゃない。 渇望だ。 昨日のあの快感を、もう一度味わいたいという、浅ましくも強烈な渇望が俺を蝕んでいた。

練習後、俺は逃げるように部室を出た。 昨日の体育館には行けない。 彼女がまた来るかもしれないと思うと、怖かった。 いや、会いたいと思ってしまう自分が怖かったのだ。

だが、運命は残酷だった。 校門を出ようとしたところで、一台の黒塗りの高級車が俺の前に滑り込んできた。 後部座席の窓が開き、そこから顔を出したのは、

「乗って、翔太くん」

私服姿の麗奈だった。

「なっ、君は……!」

「ここで騒いだら、みんなに見られちゃうわよ? 昨日のこと、バラされたくないなら……乗りなさい」

脅し文句を言っているはずなのに、その声は甘く、誘うようだった。 俺は周囲の視線を気にしながら、逃げるように車に乗り込んだ。

「よろしい」

車内は、昨日嗅いだあのバニラの香りで満たされていた。 隣に座る麗奈は、オフショルダーのニットにタイトスカートという、大人の色香を漂わせる装いだ。

「ど、どこへ連れて行く気だ」

「私の家よ。ここじゃ、誰かに見られるかもしれないし……昨日の続き、できないでしょう?」

「続きなんてしない! 俺は断るために……」

「ふふ、また強がり。身体はこんなに正直なのに」

麗奈の手が、俺の太ももの上に置かれる。 それだけで、俺の息子は瞬く間に硬度を増していった。

「くっ……!」

「まだ何もしていないのに、もうこんなに硬い。やっぱり翔太くんは、淫乱な変態さんなのね」

「ちが……俺はっ……」

「家に着くまで我慢できるかしら? それとも……ここで出しちゃう?」

彼女の手が、ジッパーの上からカリカリと亀頭を刺激する。

「ひぃっ! や、やめろっ! 運転手さんがいるだろ!」

「大丈夫よ。このセパレーターが閉まっていれば、前からは何も見えないし、聞こえないわ」

ウィーン、という音と共に、運転席との間の仕切りガラスが不透明になった。 完全な密室。 逃げ場のない空間で、俺は美しき悪魔と二人きりになった。

「さあ、翔太くん。今日はもっと深いところまで……あなたを堕としてあげる」

麗奈が妖艶に笑い、俺のベルトに手をかけた。

車は滑るように夜の街を走る。 だが、俺の意識はすでに車内の淫靡な空気に飲み込まれていた。 これから始まるのが、昨日とは比べ物にならない「地獄」だとは知らずに。 俺はただ、彼女の指先の動きに翻弄されるしかなかった。


案内されたのは、高級マンションの一室だった。 広々としたリビングには、見たこともないような高級家具が並んでいる。

「どうぞ、座って」

革張りのソファに促され、俺は小さくなって座った。 麗奈はキッチンで飲み物を用意すると、俺の隣に腰を下ろした。 距離が近い。 太ももと太ももが触れ合い、体温が伝わってくる。

「さて……昨日は手だけでイっちゃったけど、今日はどうしたい?」

麗奈はグラスを傾けながら、楽しそうに尋ねてきた。

「どうしたいも何も……俺は帰る」

立ち上がろうとするが、麗奈に肩を押さえられ、あっさりと座り直させられる。

「焦らないで。せっかく来たんだから、おもてなしさせてよ」

彼女はテーブルの上に、いくつかの「道具」を並べた。 ローション、バイブ、そして見たこともないような奇妙な器具。

「な、なんだそれは……」

「ふふ、男の子を気持ちよくさせるためのオモチャよ。翔太くん、お尻でイったことある?」

「お、おしり……!?」

背筋が凍りつく。

「な、何を言ってるんだ! 男だぞ! そんなところ、出口だ!」

「あら、知らないの? 男の人にはね、前立腺っていう、とっても気持ちいいスイッチがお尻の中にあるのよ」

麗奈はローションのボトルを手に取り、にやりと笑った。

「そこをイジメられるとね、おちんちんを触らなくてもイけちゃうんだって。試してみたいと思わない?」

「お、思わない! 絶対に嫌だ!」

全力で拒絶する。 男としての尊厳に関わる問題だ。 ケツを掘られるなんて、死んでも御免だ。

「そう言うと思ったわ。でも……拒否権はないのよ」

麗奈はスマホを取り出し、画面を俺に向けた。 そこには、昨日の体育館でセットされたカメラが捉えた、俺がだらしなく口を開けて射精している動画が映し出されていた。

「なっ……いつの間に……!」

「最近のスマホは画質がいいのよね。これ、チームメイトや監督に送ったら……どうなるかしら?」

「や、やめろっ! それだけはっ!」

キャプテンである俺が、敵のチアリーダーに手淫されてイかされている動画。 そんなものが流出したら、俺のバスケ人生はおろか、学校生活も終わりだ。

「消してほしかったら……大人しく私のオモチャになりなさい」

麗奈は冷酷に言い放ち、俺をソファに押し倒した。

「うぐっ……!」

「脱いで。それとも、私が脱がしてあげましょうか?」

抵抗できない俺の服を、彼女は手際よく剥ぎ取っていく。 すぐに俺は一糸纏わぬ姿で、高級ソファの上に晒された。

「いい体……。でも、これからメスみたいに鳴かされるのね」

麗奈は俺の両足を掴み、大きく広げさせた。 いわゆる、M字開脚の姿勢だ。

「や、やめろっ……恥ずかしいっ……!」

「隠さないで。お尻の穴、ヒクヒクしてて可愛いわよ」

彼女はローションをたっぷりと手に取り、俺の秘部に塗りたくった。

「ひゃっ! つ、冷たいっ!」

「すぐに熱くなるわ。力を抜いて……」

ぬちゅり、と。 冷たい指が、俺の肛門に押し当てられる。

「うぐっ! い、痛いっ!」

「最初は痛いかもしれないけど、すぐに気持ちよくなるから。リラックスして」

彼女は優しく、円を描くように皺を伸ばしていく。

「んっ……くっ……」

屈辱と恐怖で涙が滲む。 だが、麗奈の指使いは巧妙だった。 痛みが引くのを待ち、焦らすようにゆっくりと、第一関節まで侵入してくる。

「あっ……入っ……た……」

「ふふ、意外と緩いわね。才能あるかも」

「言うなっ……!」

一本目の指が根元まで入ると、彼女は中で指を曲げ、腸壁を探り始めた。

「んっ、んうっ……! な、なんか、変な感じがっ……!」

便意とも違う、奥底を直接触られているような奇妙な感覚。

「ここかしら?」

彼女の指先が、ある一点をククリと押し上げた。

「ぎゃぁっ!?」

身体中に電撃が走った。

「あ、ああっ! そこっ! だめっ! なんか出るっ!」

「ふふ、ここが前立腺ね。触られただけで、おちんちんがビクンってなったわよ」

「うそだっ! うそだぁっ!」

否定しようとするが、事実は残酷だった。 彼女がその点を刺激するたびに、俺のペニスは意思とは無関係に跳ね上がり、我慢汁を垂れ流しているのだ。

「ほら、二本目も入れるわよ」

「む、無理っ! 一本でもきついのにっ!」

「大丈夫、翔太くんのお尻はもっと欲しがってるもの」

ぬぷり、と二本目の指がねじ込まれる。

「あぎぃっ! 裂けちゃうっ!」

「裂けないわよ。いい子だから、もっと力を抜いて」

麗奈は俺の胸に顔を寄せ、乳首を甘噛みしながら、指を激しく動かし始めた。

「んぐっ、あぁっ! 上と下っ、同時にっ、だめぇっ!」

「乳首もお尻も、こんなに感じちゃって……もう完全にメスね」

「ちがっ、俺はっ、男だっ……!」

「男の子がお尻でイくなんて変よね? だから、今日からあなたはメスなの」

ズボズボと、ローションの濡れた音がいやらしいリズムを刻む。

「あひぃっ! そこっ、そこすごいっ! あぁっ!」

前立腺を正確に突き上げられる快感は、ペニスへの刺激とは比較にならないほど重く、深く、脳髄を溶かしていく。

「イきそう? お尻だけでイっちゃいそう?」

「い、イくっ! イかせてっ! お願いっ!」

プライドも何もかもどうでもよかった。 この強烈な快感の波に飲み込まれて、楽になりたかった。 だが。

「だーめ」

絶頂の寸前で、麗奈の指がピタリと止まった。

「えっ……?」

「簡単にイかせるわけないでしょう? 焦らして、焦らして……おかしくなるまで我慢させるの」

「そ、そんなっ……! 殺す気かっ!」

「死なないわよ。むしろ、これからが本番」

彼女は指を引き抜き、代わりに用意していたバイブを手に取った。

「これ、一番奥まで入れてあげる。ずっとブルブルしててあげるわ」

「や、やめろっ! あんな太いのっ!」

「入るわよ。私の指二本より、ずっと気持ちいいはず」

有無を言わさず、バイブの先端がねじ込まれる。

「ごふっ! おふぅっ!」

異物感が半端ない。 だが、それが前立腺を圧迫する位置に収まると、スイッチが入れられた。

ブブブブブブブ……!

「あぎゃぁぁぁっ!」

体内で暴れまわる振動。 逃げ場のない快感が、内側から全身を揺さぶる。

「あひぃっ、あひぃっ、あひぃっ!」

「すごい声。そんなに気持ちいいの?」

麗奈は俺のペニスを握り、根元をキツく縛り上げた。

「な、何を……」

「これでおちんちんからは出せないわ。お尻だけでイくしかないの」

「そ、そんなっ! 拷問だっ!」

「ええ、快楽の拷問よ。たっぷり味わって」

彼女はソファに座り、俺の顔を自分の股間に引き寄せた。

「私の相手もしてちょうだい。お口、綺麗にしてね」

スカートを捲り上げられ、目の前に現れたのは、濡れた秘部だった。

「な、舐めろって言うのか……」

「嫌ならバイブの強さを最大にするわよ?」

「や、やるっ! やりますっ!」

俺は無様に頭を振り、彼女の秘部に舌を伸ばした。 バイブの振動に責め立てられながら、敵の女の股間を奉仕する。 こんな屈辱的な状況なのに、興奮が止まらない。

(甘い……いい匂いがする……)

彼女の愛液を舐め取るたびに、脳が痺れる。

「んっ……そう、上手よ翔太くん。そこ、もっとベロベロして」

麗奈の甘い喘ぎ声が、俺をさらに煽る。

「あぁっ、お尻っ、お尻すごいっ! バイブっ、動いてるっ!」

「もっと舐めて。私がイくまで、絶対止めちゃダメ」

「んぶっ、ちゅぷっ、れろれろっ……!」

俺は夢中で舌を動かした。 後ろからは絶え間ない振動、前からは芳醇な女性の味。 上からも下からも快感を注ぎ込まれ、俺の自我は崩壊寸前だった。

「あっ、あっ、イくっ! 私が先にイっちゃう!」

麗奈の腰が跳ね、太ももが俺の頭を締め付ける。

「んぐぅっ!?」

「あぁぁぁんっ!」

彼女が絶頂に達し、大量の愛液が俺の顔に降り注ぐ。 むせ返るようなフェロモンの香り。 それを合図に、俺の限界も訪れた。

「お、俺もっ! 俺もイくっ!」

ペニスの根元を縛られているため、精液は出せない。 だが、前立腺への刺激が臨界点を超え、内側で何かが弾けた。

「あぎぃぃぃっ! イグゥゥゥゥッ!」

精液を伴わない、ドライオーガズム。 だが、その快感は射精の比ではなかった。 脳味噌が白く焼き尽くされ、魂が体から抜け出るような感覚。 全身が弓なりに反り、白目を剥いて痙攣する。

「か、はっ、あ……あ……」

涎を垂らし、ビクビクと震え続ける俺を、麗奈は見下ろして笑った。

「ふふ、すごい顔。完全に堕ちたわね」

彼女はバイブのスイッチを切り、縛っていた紐を解いた。 だが、もう射精する気力さえ残っていなかった。 ただ、だらしなく股を開き、虚ろな目で天井を見上げるだけ。

「ど、どうだ……これで、満足か……」

掠れた声で尋ねる。 しかし、麗奈の答えは絶望的だった。

「満足? まだ前菜が終わっただけよ」

「えっ……」

「明日は試合本番。仕上げをしなくちゃね」

彼女は俺の頬を優しく撫で、死刑宣告のように告げた。

「今夜は、朝までコースよ。覚悟しててね、私の奴隷くん」

その言葉通り、その夜は本当の地獄だった。

「さあ、おっぱいもおまんこも解禁してあげる」

その言葉は、救いではなく、更なる深淵への招待状だった。 乳首を洗濯バサミで挟まれ、放置される。 その間、彼女は俺の目の前で着替え、焦らし続ける。

「痛い? でも、乳首立ってるわよ」

「うぅっ……痛いけど、感じちゃう……」

「素直になってきたわね。じゃあ、ご褒美」

外された瞬間、ジーンと広がる痺れ。 そこに冷たいローションを垂らされ、彼女の柔らかい胸が押し当てられる。

「パイズリって知ってる? おっぱいで挟んであげるの」

「あぁっ! 柔らかいっ! すごいっ!」

「翔太くんのおちんちん、おっぱいに挟まれて喜んでる。ビクビクしてるわ」

視覚的な暴力。 豊かな双丘に挟まれ、出し入れされる自分の分身。 その光景だけで、理性が消し飛ぶ。

「イきそう? まだダメよ」

寸止め。 何度も、何度も。

「だしてっ! お願いだから出させてっ!」

「ダメ。試合に負けるって誓うまで、絶対に出させない」

「ちかうっ! 誓いますっ! だからっ!」

「口先だけじゃ信用できないわ。もっと、心から屈服しなさい」

彼女は俺の上に跨り、自身の秘部を俺の顔に擦り付けた。

「舐めて。綺麗にして。私の聖水を飲み干して」

「んんっ! ちゅぅっ! じゅるっ!」

プライドなんて欠片もなかった。 ただ、快楽が欲しかった。 射精の許可が欲しかった。

「いい子ね。じゃあ、最後のご褒美。生で入れてあげる」

「なっ、生でっ!?」

「そう。私の中に出していいわ。その代わり……私の中に射精したら、もうあなたは完全に私のものよ。一生、逆らえないわ」

「は、はいっ! なりますっ! あなたのものになりますっ!」

コンドームもつけず、彼女の濡れた肉壺に導かれる。

「ぬぷぅっ……♡」

「あぁぁぁっ! 熱いっ! 締め付けがすごいっ!」

「ふふ、翔太くんの熱い……奥まで入ってくる……」

膣内のヒダが、まるで無数の舌のように絡みついてくる。 手や口とは次元が違う、全方位からの包容感と圧迫感。

「動くわよ……」

彼女が腰を上下させるたびに、魂が削り取られていくような快感が走る。

「あひっ、あひっ、あひぃっ!」

「私のおまんこ、気持ちいい? チアのユニフォーム着た敵の女に犯されて、どんな気分?」

「さ、最高ですっ! 今までで一番気持ちいいっ!」

「ふふ、正直でよろしい。じゃあ、イっていいわよ。私の奥に、敗北の証を刻み込みなさい!」

「うおおおおぉぉぉっ!」

我慢の限界を超え、俺は彼女の最奥に全てを解き放った。 ドピュッ! ドピュドピュドピュッ! 限界まで溜まりに溜まった精液が、彼女の子宮を叩く。

「あぁんっ! 熱いっ! いっぱい出てるっ!」

「はぁっ、はぁっ、あぁぁぁ……っ!」

視界が真っ白になり、意識が遠のく。 その中で、俺は確かに聞いた。

「これで契約成立ね。明日の試合、楽しみにしてるわ……翔太」


そして、試合当日。 会場は熱気に包まれていた。

「速水! 頼むぞ!」

「キャプテン、やってやりましょう!」

チームメイトたちが俺の背中を叩く。 その手には、信頼と期待が込められていた。

だが、俺の心は冷え切っていた。 いや、冷えているのではない。 昨夜から今朝まで続いた快楽の記憶で、ドロドロに溶かされていたのだ。

コートの向こう側、聖陵のベンチ裏には、チア姿の麗奈がいた。 彼女は俺と目が合うと、ニッコリと微笑み、唇を指でなぞった。

『約束、覚えてるわよね?』

声は聞こえないが、その意味は痛いほど分かった。 身体が、パブロフの犬のように反応する。

乳首が擦れる感覚。 肛門の疼き。 そして、彼女の中に射精した瞬間の、あの天国のような快感。

(俺は……)

試合開始のブザーが鳴る。 俺は走った。 いつも通りに、いや、いつも以上に激しく。

だが、決定的な場面で、俺の手元は狂った。

パスミス。 シュートのこぼれ。 ディフェンスの遅れ。

意図的なのか、無意識なのか、自分でも分からなかった。 ただ、失敗するたびに、麗奈の笑顔が脳裏に浮かび、股間が熱くなるのを感じた。

(ああ、俺は……堕ちたんだ)

チームメイトの落胆の声。 監督の怒号。 それらが遠くに聞こえる。

試合終了のブザーが鳴った時、スコアボードは聖陵の勝利を示していた。 俺はコートに膝をつき、涙を流した。

悔し涙ではない。 これでまた、彼女に可愛がってもらえるという、安堵と歓喜の涙だった。

「よくやったわ、私の奴隷くん」

表彰式の後、誰もいない廊下で麗奈が待っていた。

「約束通り、負けてくれたわね」

「あぁ……俺は、裏切った。仲間も、自分も……」

「いいのよ。その代わり、あなたは最高の幸せを手に入れたんだから」

彼女は俺を抱きしめ、耳元で甘く囁いた。

「さあ、行きましょう。今日からは、毎日がご褒美よ。学校が終わったら、すぐ私のところに来なさい。死ぬほど気持ちよくしてあげるから」

「はい……麗奈様……」

俺は彼女の胸に顔を埋め、その甘い香りを深く吸い込んだ。 もう、バスケットボールの音は聞こえない。 聞こえるのは、これから始まる快楽地獄へのファンファーレだけだった。

俺の正義感は死んだ。 そして、一人の忠実な快楽の奴隷が生まれたのだった。

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